WEB拍手ログ第一弾、温泉編です。
全4編。


[01―温泉編@子供―]


ラズ「やっぱ冬といえば露天風呂だよな!」
シャス「そうだね〜外の寒さとお湯の温かさのギャップがたまらないね」
カイル「王子!何生温いこと言ってるんです?温泉の醍醐味といえばあれしかないじゃないですか!!」
シャス「あれって??」
ラズ「そうだな、カイル!あれしかないよな!」
カイル「そうですよ、王子!行くしかありません!」
シャス「行くってもしかして…」
ラズ&カイル「女湯目指してレッツゴー!!」
シャス「わ〜ダメだよ二人とも!何考えて…って言ってる傍から行くんじゃな〜い!!」

ビッキー「わふ〜やっぱ温泉は気持ちいいね〜」
リオン「そうですね、心も体もリラックスできます」
ローレライ「風呂を出たあとのイチゴ牛乳と温泉饅頭がたまらないな」
リオン「(温泉につかることはどうでもいいんですね…)」
ミアキス「ねぇねぇリオンちゃん、ここの露天風呂って周りが竹やぶだから、何かいそうだと思いませんかぁ〜?」
リオン「えっっ…熊ですか??」
ミアキス「違いますよぉ〜温泉によく出没するもので、ほら…」
ビッキー「わかった、猿だよ!」
ローレライ「狐か狸だろう」
ミアキス「もぉ〜皆にぶちんですねぇ…ほら、あの辺りとか怪しそうじゃないですかぁ」
リオン「あの岩陰ですか?」
ミアキス「ビッキーちゃん、あの岩陰にたらいか何かテレポートさせてみてくださいよぉ」
ビッキー「は〜い、行きますよぉ〜1,2の3っ!」

ガラ〜ン!「痛って〜!!」「王子、大声だしちゃダメですって!!」

3人娘「!!!」
ミアキス「ほうらやっぱり〜仕方のない人たちですねぇ」
ビッキー「きゃ〜!ラズ君のエッチー!」
ラズ「誤解するな〜!僕はローレライ以外に興味はないんだから!!」
ローレライ「威張って言うな〜!!」

カポーン!「わ〜王子!!」

ミアキス「ナイスです、ローレライちゃん!」
リオン「お、王子…大丈夫でしょうか…」
ビッキー「みんな、脱衣所までワープするよ、えいっ!」

カイル「ああ…逃げられちゃいましたね、王子…」
ラズ「ロ、ローレライ…」

シャス「だから覗きはいけないって言ったのに…(ルセリナが入ってないみたいで良かった〜)」




[02―温泉編@大人―]


サイアリーズ「あ〜冬の露天風呂はたまんないねぇ〜」
ルクレティア「そうですね、これで日本酒でもあれば…」
サイアリーズ「あ〜それいい!持ってくるんだったねぇ」
ルクレティア「今からでも持ってこさせる方法がありますよ」
サイアリーズ「どうやって?1回出てもう一度入り直す、なんてのはご免だよ」
ルクレティア「シンダルの話をするんですよ」
サイアリーズ「はぁ?話をしてどうするんだい?」
ルクレティア「シンダルと日本酒との関係を大声で話してると、日本酒を持ってきてくれるんです」
サイアリーズ「…なんか嫌な予感がするよ…」

ガラッ

ルクレティア「ほらね」
ツヴァイク「シンダルと日本酒に関係があるとは興味深い学説だが、一体どういうことなのかね?」
サイアリーズ「な、あんたここ女湯…!」
ツヴァイク「心配ない、私はシンダルの話に興味があるだけだ」
ルクレティア「ちゃんと日本酒は持ってきてくれたようですね」
ツヴァイク「それだよ、君たちは一体何を知っているのかね?是非聞かせてくれたまえ!」
サイアリーズ「…こぉ・の・変・態・がぁ〜!!」

パッカーン!!「ぐぅっ!」

ルクレティア「あらあら…でも、日本酒ゲットですよ」
サイアリーズ「あんたこの状況でよくそんなこと言えるね…あたしゃもう飲む気も失せたよ…」




[03―温泉編@アーメス―]


ジョセフィーヌ「どうしてワタクシがあなた方とお風呂だなんて…!!」
ニフサーラ「まぁまぁいいじゃないですか、ユマ様」
ジョセフィーヌ「ジョセフィーヌッッ!!今度ユマなんて呼んだらすぐに出て行きますわっ!」
シャルミシタ「はいはい、わかっておりますわ」
ニフサーラ「は〜い気をつけますよ〜」
ジョセフィーヌ「わかればよろしいのですわ」
ニフサーラ「それにしてもユ…じゃなくてジョセフィーヌ様、どうしてシュラ様と一緒に入らないんです?」
シャルミシタ「そうですわ、折角シュラ様が一緒にって仰っていらしたのに」
ジョセフィーヌ「冗談じゃありませんわ!どこの世界に三十路前にもなって妹と家族風呂に入る兄がいるというんですの!?」
シャルミシタ「シャス王子殿下なら入りそうな気もいたしますが…」
ニフサーラ「あ〜たしかにな〜…いいね、美少年とお風呂か…ふふふふふ」
ジョセフィーヌ「…いくらシャスでも29になったらそんなこといたしませんわよ」
シャルミシタ「そうでしょうか?」
ニフサーラ「い〜や、あの王子なら入りますって!むしろあたしが妹になりたいくらいですよ〜」
シャルミシタ「一度シュラ様とシャス王子にそのあたりについて語り合って欲しいですわね」
ニフサーラ「何歳までなら妹君とお風呂に入れるかって?シュラ様も10年前なら一緒に入りたかったんだけどな〜」
ジョセフィーヌ「破廉恥ですわ!!大体あなた方、お兄様の護衛でしょう!?一体何を考えてお仕えしてるんですの!?」
ニフサーラ「何って…そりゃ〜シュラ様の身の安全と心の安寧ですよ」
シャルミシタ「そうですわ、私たちにはシュラ様のお体だけでなくお心もお守りする義務がありますから」
ジョセフィーヌ「それならばもう少し真面目に護衛しなさい!二人ともお兄様から離れてどうするんですの!?」
ニフサーラ「でもシュラ様のご命令なんですよ、ユ…、ジョセフィーヌ様もお守りするようにって」
シャルミシタ「シュラ様の心の安寧にはジョセフィーヌ様の安全も不可欠なのですわ」
ジョセフィーヌ「!!///」
シャルミシタ「ですからシュラ様とご一緒にお風呂に入って差し上げてはいかがでしょう?そうすれば私たちもお二方を一度に守ることができますし」
ジョセフィーヌ「…それとこれとは話が別ですわ」
ニフサーラ「それなら今度はみんなで混浴風呂に入りましょう!混浴なら私たちも入れるし、な、シャルミシタ?」
シャルミシタ「それはいい考えかもしれないわね」
ニフサーラ「王子殿下も誘ってさ〜…ふふふ、ワクワクするな」
ジョセフィーヌ「…結局それが目当てですのね」




[04―温泉編@12年後―]


ローレライ「はぁ〜遠征帰りの風呂は気持ちいいな…」
ジーン「ふふふ…ずいぶん疲れてるようね」
ビッキー「ローレライさん、おばさんみたいになっちゃってるよ〜」
ローレライ「…あんたたちに年齢をとやかく言われる筋合いはないね」
ビッキー「ローレライさんこの間まで私と同い年だったのに急に年上になっちゃうんだもん、びっくりだよ〜」
ローレライ「…びっくりしたのはこっちだよ」
ジーン「ふふふ…そういえば3年前もこうしてお風呂に入ったわね」
ローレライ「12年前もな」
ビッキー「え〜?そんなに経ってないよ!」
ローレライ「もういいから少し黙っててくれ」
ビッキー「ローレライさんひどい…」
ジーン「12年前といえばいつもあなたを追いかけてた彼、元気かしらね?」
ローレライ「…さあな」
ビッキー「…?ラズ君なら元気なんじゃない?この間会ったよ?」
ローレライ「この間って12年前だろ」
ビッキー「違うよ、ホントについ最近だよ!」
ローレライ「わかったわかった、もう上がるぞ」
ビッキー「あ〜待って!ローレライさんが先に上がるとイチゴ牛乳全部なくなっちゃうんだもん!」

ザバッドタドタドタ…

ジーン「ふふふ…つい最近、ね…彼、近くまで来てるらしいってホントみたいね…」




(byびじょ丸)2007/02/10