ファレナが先祖供養の多い国なのかどうかはわかりませんが、
「先祖を想う」「先祖が帰る」というのは日本の仏事です。

年に2回子孫のもとに帰るのが盆と正月で、
春分と秋分の頃には先祖のことを想うということですけども、
春と秋にお彼岸があるのは太陽が西国浄土のあるといわれる真西に沈むからだそうですね。


シンダル族は故郷とかなさそうですけど、きっと帰る場所って思い出の詰まっている場所ですよね。
生まれ育った場所じゃなくても、思いのある人やモノがあれば、
思い出を頼りにそこに戻ってきてくれるような気がします。
だからどこにいても、せめて彼岸花の咲いている時ぐらいは
いま会えない人たちのことを想い出してみるのはどうでしょうか。



ヒメ丸 2008/09/28